お忍び









茜空    並んで歩く    京の路を

          我が泣き隠し    秘める恋ゆえ 





舞妓路に    流れし帯に    君見とれ

            秘め恋なれど     心乱れリ





冬茜       暮れ行く寺の    石段を

              君の後追う     息を切らして 





静かなる    君の寝顔に    口づけし

             偲ぶ恋ゆえ    夢の果てまで





契り夜の    熱き想いを    ひた隠し

            内緒の恋ゆえ    尚も心焦がし





君傍に    居しも悲しき    忍び宿

            逢瀬先未知    共に果てまで 





忍ぶ恋    隣の座席の    君の手を

            握る熱さで     別れ拒んで

















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